日本を転生させる現代のメシア

イエスは、彼を救世主であると信じる人々によって、敬意を込めて救世主、メシアを意味するキリストと呼ばれています。

つまり、イエス・キリスト、Jesus Christは、イエスこそは我々のメシアである、キリストであるという信仰告白なのです。

では、何から我々を救済するのでしょうか。

新約聖書を読めば、彼はありとあらゆる権威と敵対しており、ほとんどテロリストであったことがよくわかります。

例えば、神殿で市場を荒らしたり、ユダヤ教のラビが苦しむ民衆に対して教義的な観点から正しさのマウントを取ったりするのに対してイエスはとにかく批判を加えています。

そして、絶対的な神からの一方的な無償の愛を説くのです。

例えば、神殿で捧げ物の値段を勝手に決めることができるというのは、通貨価値を神の権威を借りて自由に決定するということですから、ほとんど詐欺と同じです。

イエスはそのような詐欺行為に対して、おそらく怒りを覚えたのでしょう。

まあ、現代人の目から見れば、神の権威によって通貨価値を勝手に決められるというのはかなり馬鹿げていますよね。

たぶん皆さんも、「アホだなあ（笑）」とか思っているのではないでしょうか。笑

しかし、よく考えてみると、現代の変動相場制の為替は、通貨の価値は通貨発行権を持っている中央銀行によって決定されています。

そして、アメリカの中央銀行である連邦準備制度(FRB)は、連邦とついていますが内実は民間です。

そして、日本銀行の株主も30％はいまだに明らかになっていません。

そのような制度によって通貨価値が決定され、インフレ/デフレが起こるような状態に甘んじている現代は、イエスが生きた時代と何が違うというのでしょうか。

そして、金融資本主義において勝者は既に決まっています。

それは当然通貨発行権を持っているほんの一部（という言葉では表現できないほど少数な）人々だけです。

なぜなら、お金持ちが勝者だからです。

現代社会を見渡してみれば、民主主義は、資本主義にほとんど完敗しています。

お金持ちは権力を掌握しているのです。

古代ギリシア以来の民主主義の理念とは、市民（国民）が統治権力の支配者になるということであり、立法は国民のために国民が行うのです。

しかし、苫米地博士の新刊の『日本転生』を読めば明らかなように、現在の日本の政治はワクチン行政、SNSアプリのLINEの導入、水道民営化、電気自動車などを国民のためになっていない政治が多すぎます。

それは、政治家が資本家によってコントロールされているからであり、民主主義が資本主義に負けてしまっているからでしょう。

イエスの時代と何が違うのでしようか。

我々は、権威によって洗脳され、縛られているのです。

イエスは当時、ユダヤ教という権威によって支配され、差別されていた人々を、その洗脳支配から覚醒させることによって救ったからメシア、キリストと呼ばれたのです。

現代社会においては、情報空間において生み出される価値が肥大化しているにもかかわらず情報空間の価値と物理空間の価値は分かられておらず、通貨発行権を手にしている者たちが無限に通貨を発行できるから、彼らに文字通り全ての富を奪われてしまっているのです。

だから、苫米地博士はGDP本位制にせよと『日本転生』で述べているのです。

なぜならば、情報空間の価値とは付加価値のことであり、それはGDPのことだからです。

そうすればインフレもデフレも起こらない、ものの価値を反映して安定するという意味で真の通貨が我々の手に入るのです。

我々を支配しているのは、どのような洗脳なのか、それを知らせて覚醒させたのがイエスでした。

イエスと同じメシアは、現代においても求められています。

この世に差別があってはいけないのです。

勝手にア・プリオリな価値を構築し、差別をして、人の心に劣等感を植え付けるような洗脳を許してはいけないのです。

イエスは神の無償の愛によって、全ての人を劣等感、つまり差別から解放しました。

「日本転生」を実現するのは、現代のメシアであるあなた自身です。

目を覚ましたら、あとは行動するのです。

洗脳から覚めたとき、あたらしい世界が立ち現れます。

それは今までの洗脳から自由になった、現状の外側の日本であり、メシアであるあなたは日本のコーチと言えるでしょう。

未来はあなたのリーダーシップを求めています。

理想の未来を心に抱き、ガンガンエフィカシーを上げていきましょう!!!