自分の親を超える方法
こんにちは。2日遅れになりましたが、今週もメルマガを配信していきたいと思います。
前回のテーマは、エフィカシーを上げるということについて、非言語的な要素を少し含む形で書いていきました。
今回は、ブリーフシステムをテーマに書いていこうと思います。
ブリーフシステムというのは、信念の体系と訳すことができると思いますが、生まれてから今までの経験によって構築されてきた心の使い方の習慣のようなものです。
大抵は、親から受け継いでいると思います。
親の影響の大きさは、僕自身がとても実感しています。
別に真似しようと思って真似していたわけではないのに、心理的な習性みたいなところでとても影響を受けているのです。
そういうものが、現状のコンフォートゾーンの核として機能しています。
核として機能しているそういう部分は、現状の外側にゴールを設定すると、破壊することになります。
『まずは親を超えなさい』ですね。笑
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我々のコンフォートゾーンは、ほとんど親によって作られています。
そういうコンフォートゾーンは、認識する世界のほとんど全ての核です。
自分の認識する世界が、過去の集積によって作られていれば、現状維持しかすることはできません。
過去からの因果によって未来を決定するのと、抽象思考することで全く新しい心の使い方をするのとでは、進む方向性に大きな違いが生まれます。
抽象思考するというのは、過去からの因果から自由になるということでもあるのです。
ブリーフシステムは、その自分のブリーフシステムを抽象度の高い視座から観ることで制御することができるのです。
では、その抽象度の高い視座は、そもそもどこからくるのでしょうか。
それが、現状の外側のゴールです。
現状の外側にゴールを持つことによって、初めて、あなたは自分の親を中心とした過去の呪縛から解放されることができるのです。
しかし、これも少し不思議なところで、過去のブリーフシステムからは現状の外側のゴールは生まれてくることはありません。
現状の外側のゴールは、必ず抽象度の高い思考によって生み出されるものなのです。
抽象思考をするということは、一番わかりやすいものでは、読書があると思います。
多くの人は、自分の内側からやりたいことを見つけ出そうとすることで、落とし穴にハマってしまっているのではないでしょうか。
しかし、自分の内側を見て出てくるのは、過去の経験が生み出すゴールだけです。
それは、十中八九、他人が自分に植え付けたゴールです。
現状の外側のゴールは、自分の外の世界にあるのです。
「自分は何をしたいんだろう?」と思い悩むのは、心血を注いで解決したいと思うこの世の問題(ゴール)が見えていないからなのです。
知らないということですね。
なので、情報を仕入れる必要があります。
そうすれば、自分の利益に関係なく達成したいゴールが見つかってきます。
そのとき初めて、あなたは過去の呪縛から解放され始めるのです。
自分の内側を見て出てくるのは、自分の利己的な小さな煩悩によって生まれた抽象度の低いゴールばかりです。
そのゴールの抽象度を上げるという方法もありますが、最初は全く自分の利益を含まないゴールから始めるのがいいでしょう。
コーチングは、世の中を大きく変えてしまえるような抽象度の高いゴールを持つためのメソッドなのです。
世の中のことを色々と知ることは、自分が現状の外側にゴールを設定するのに欠かせないと言えるでしょう。
まあ、大きな煩悩を持つということですね。
生物的なレベルでの煩悩は、人間も動物ですから、当然埋め込まれています。
三代欲求から、マズローの欲求五段階説のようなものまで、きちんとみんな持っています。
しかし、それをきちんとコントロールすることができれば、違うものを考える余裕が生まれてくるのでしょう。
その余分なスペースに、抽象度の高いゴールを持ってくることが大切なのです。
利己的なものを一旦脇に置いて、自分の利益を一切排除した利他的なゴールを設定してみましょう。
人生観が大きく変わることで、これまで見えていなかったものがたくさん見えてくることでしょう。
抽象度が高い視座を得て、そのゴールに向かって一歩一歩進んでいくと、あなたの縁起は大きく書き変わってきます。
そして、その縁起が自分の心の中で結実したとき、あなたは現状の外側に足を踏み出すことになるのです。
利他的な精神を持つ人たちがこのコーチングを実践し、新しい世界をたくさん生み出していくことができれば、そのゴールを設定した人はもちろん、周囲の人もとても豊かになることでしょう。
多くの人は、そんな素晴らしい能力を持っているのに、利己的なゴール設定をすることによって過去に縛られているのです。
だから、本当に解放されるには、利他的なゴール設定をすることです。
ぜひ現状の外側にゴールを設定してみてください^ ^
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