エフィカシーを上げる
こんにちは。今回は、エフィカシーを上げるということについて書いていこうと思います。
エフィカシーを上げるということは、ゴールの自分になるということです。
ゴールの自分になろうと頑張るというのではなく、ゴールの自分になるということが、エフィカシーを上げるということです。
例えば、年収を今の10倍にしたいと思って、アファメーションをしたら次の瞬間に口座残高が10倍になっているわけではありません。笑
ゴールを達成するのはある程度先の未来ですから、その実現している未来へと続く自分に今この瞬間になるということが、エフィカシーを上げるということです。
時間は、未来から現在、そして過去へと流れています。
ですから、因果関係は未来にあり、それに連なる現在と過去があるのです。
ゴールを達成することを考えると、今のままの自分ではいけないという思いが起こってくることがあります。
こんな環境にいてはいけないとか、今のままではダメだ、という感じですね。
しかし、本当にエフィカシーが上がってきたら、過去を否定することもなくなります。
原因は未来にあるのですから、過去が原因でゴールが達成できたりできなかったりということではありません。
自分の心が未来のゴール達成を確信すれば、過去は全てその未来が実現するための手助けをしてくれます。
全てを全肯定していいということですね。
その上で、過去はどのような未来へも繋がっているということを実感できる状態が、エフィカシーが上がった状態ということです。
ですから、最も重要なのは、今この瞬間のセルフイメージです。
自分で自分をどういう人だと思っているのかということが、ゴールを達成できるかどうかを決めることになります。
エフィカシーを上げることは、今この瞬間にゴールを達成できる自分になることです。
その自分になったら、やるべきことが色々と見えてくるでしょう。
「ああ、これをしなければいけないな」と喉が渇いたときに水を欲するが如く、方法が見えてくるのです。
方法を考えることは、いらないということですね。
現状の外側にゴールを設定したときには、そのゴールの達成方法は分からないのですから、その状態で考えても意味がないのです。
現状の外側のゴールを自分自身のコンフォートゾーンにすることによって、初めて、あらゆる方法が見えてきます。
方法を考えているとき、ゴールと自分はどんどん離れていっているはずです。
距離が離れれば離れるほど、ゴールはコンフォートゾーンどころか手の届かないところに行ってしまうのです。
それは、ゴールではなく、今の自分に何を付け足そうかという発想で見てしまっているからです。
でも、エフィカシーを上げるというのは、方法を考えるということではありません。
方法はエフィカシーが上がったときに自然と見えてくるので、探す必要はないのです。
こういう考え方を、ルー・タイスは "Invent on the way"と言いました。
ゴールの自分になりきり、コンフォートゾーンをそこに設定するのです。
そうすることで、どんどんコンフォートゾーンがさらにコンフォートになってきます。
居心地が良くなればなるほど、あなたはゴールに近づいていることでしょう。
そうなってきたら、ゴールを再設定する時期です。
さらに先にゴールを設定することで、あなたはまた「エフィカシーを上げる」ということができるようになります。
エフィカシーが上がるということは、ゴールとの距離をゼロにするどころか、ゴールの自分と一体化してしまうことなのです。
そういうアファメーションができればいいですね。
がむしゃらになっているときよりも、「あ、これいけるわ」って思ったときの方が案外何事も達成しているものです。
きっと皆さんにもそういう経験はあるでしょう。
それを自由自在に起こしていくメソッドが苫米地式コーチングです。
手っ取り早くエフィカシーの高い状態を体感するには、ぜひ苫米地式コーチングを受けてください。
空海も「三密加持すれば即疾(そくしつ)に備わる」と言っていますが、こういう体感しなければなんともならない心の世界の物事は、人から人へと伝えられるものです。
コーチングセッションは、こういう人間の心に秘められた不思議な力を思いっきり解放するものですから、きっと人生が大きく動き出すことと思います。
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